多目的なメモ帳Notebook代わりのページです。
日記ではないのですが、時間のあるときにだけ、気が付いたことを書き留めようと思っています。  Sana
*時系列の順を逆にしました。
いざ、出産チャレンジャー  

平成13年8月31日(金)

早いもので妊娠9ヶ月になります。逆子が直り、体調も良く、産婦人科の先生にも掛け合って、診断書を書いてもらう手配をして、海外での出産実現へと邁進しています。逆子が直らなかったらという不安もつかの間、すっかり胎児の頭は固定されたようです。

パートは産休に入り、契約社員の仕事も来週末で一旦産休に入ります。
大計画を目前にしているわけですが、つぎつぎと箍(たが)がとれて、かえってやるべきことが絞り込めてきたのが気持ちよく、楽になってきました。
普通は逆に緊張してくるものかもしれませんが、普段抱えているものを少しずつ整理していけるということで、むしろホッとしています。

庭のヒマワリが次々に咲いて、畑の収穫も毎日続いています。
来月から1ヶ月、庭に人の手が入らないとどうなってしまうのか、ちょっと気がかりな部分もありますが、秋が来て、また冬を越え来年はまた春から仕切り直していくのみです。

9月の中旬からしばらくHPの更新ができなくなりますが、世界どこからでもインターネット環境があれば、メールチェックができるHotmailのメールアドレスを取得しました。日本語も可で、アドレスはsae_ichikawa@hotmail.comです。

今年の札幌は最高気温をとうとう30度越した日が無かったとか。
妊婦の身には28‐9度でも(クーラー無いのが普通ですから。)充分暑かったですが、涼しい夏で助かりました。

出発前にあと1回更新できるかな。
Sana

赤子は逆子で女の子?

平成13年8月15日(水)

出産まであと約2ヶ月となりました。膨れる腹と胸(叶姉妹も真っ青)はとっても邪魔ですが、もう少しの我慢です。
今年は北国らしい快適な夏で助かりました。…が晴れ渡る青空を見上げると、心は北の大地を探索したい気持ちに駆られるばかりで、重たい体が恨めしくもあり。着脱式にできればどんなにいいかと…。
そしてまた、週末が天気のいい年なんですよね。今年は。登りたい山がたくさんあるのになあ。

海外での出産を目指し体調を整えてきましたが、ここへ来て現状逆子だそうで、毎晩逆子体操というのをやっています。
逆子でも自然分娩できなことはないのですが、正常よりは多少なりともリスクがあるのは確かです。

体調はいいし、尿検査、血液検査どれも正常、毎日仕事しながら、畑庭仕事、出歩けば1人で5‐6時間は街を歩いているし、パートの立ち仕事も大丈夫、と母体は問題ないのですが、ぐるっと回って頭を下にしてくれないかなあと考えています。
思うに、安産型で骨盤が大きく、幅広すぎて、横位置(逆子の定義には横や斜め位置も含まれる。妊娠中期から横位置だったのです。)が心地いいのかもしれません。
仕事中はびっちり座っていますので、その位置が固定されちゃったかなーという気もします。

性別はほぼ女の子ではないかと聞いていますが、何分斜め横のポジションで
超音波映像もちょっと見えにくく、ほぼ、としか聞かされていません。
女の子であれば、ハンドルネームのSanaという名前をつけようと思っています。
漢字の当て字はナイショです。

庭の花々はすっかり夏模様で、雨の降らないピーカン続きの中ぐんぐん成長しています。お腹がつかえるのであまり屈むことができず少々手抜きの庭ではありますが、たくさんの花を愛でることが出来るのは何よりの心の和みです。
ヒマワリも順調に次々咲いて、去年の2.5mはあろうかという大きなヒマワリを越えるかどうか楽しみです。(去年の枯れヒマワリを1本わざと残し、冬を越えさせ、まだ立っています。今年のと比較してみようという試み。)

お盆休みでようやくHPを久しぶりに更新できました。庭の様子、花のアレンジなどご覧下さい。
Sana

ざせサクランボ 

平成13年7月9日(月)

このコーナーを書くのもご無沙汰してしまいました。6月は、ダンナが毎年地元での「活動」の一環として出場し、踊っているYOSAKOIソーラン祭りやら、産前最後の東京出張、結婚以来8年越しの両親との和解、立て続けに飛び込みの翻訳の仕事が入るなど、公私ともに忙しく過ごしておりました。

その後も、庭と畑と猫と仕事の毎日は続いており、その間にお向かいのSさん宅とのガーデニングをきっかけとするお付き合いが深まり、ママチャリで遠出ができない(近くの買い物には未だに乗っている)私を車で郊外の苗屋さんに連れて行って頂くなど有難い時間を過ごさせて頂いています。

はや、7ヶ月です。まだまだ、と性別は教えてもらっていませんが、お腹の子は元気に動き回っています。ここまで来ても、いろいろなことを毎日やっていると、時々妊婦であることを自ら忘れそうになります。

あさってには、北海道果樹協会主催のサクランボツアーに当たったので一人参加してきます。うちにもある、今年初めて収穫したサクランボの木2本、生産者からのお話をとくと聞いてきて、来年は増産を目論んでいます。イチゴもかなり収穫しましたが、実の成るものは本当に楽しい。昨年買ったプルーンはいつから実をつけるのだろう、とワクワクです。

今月は興味深い内容の大学での通訳や翻訳の仕事も入っているので未知の領域を少しまた垣間見る体験ができそうです。このところ、例年の気温に戻って涼しい札幌。頭の中がサクランボ一色の週の初めです。
Sana

青空にライラックの香る季節

平成13年5月26日(土)

今週末は札幌でライラック祭りが開催されています。我が家のライラックもうす紫の花がたくさんついて、匂っています。
市などが配布する無料苗を集め続けて、ライラックの木は今、我が家に計6本。うす紫が4本、白2本です。
もともとあった大きな一本以外はまだまだ幼木なのでこれからが楽しみです。

庭造りを始めて最初の年に植えたサクランボがとうとう今年実をつけました。美味な佐藤錦とあと一種の2本植えてあり、
鳥に食べられないように初めての収穫を楽しみにしてるところです。
その他には株数が倍増したイチゴの花も今年はたくさん咲いてこれも鳥に気をつけて収穫したいものです。

そろそろ妊娠6ヶ月になるので、体型が変わってきてバランスがとりにくく(ただ太るのと違って胸・腹が前に出っ張ってくるため)、鍬を振り下ろすにも、ジョウロで遠くの方に水やりするにもよろめいたりしながら、がんばっています。

おかげさまで羊水検査の結果も正常で、元気一杯、仕事もパートも庭畑もやっています。長距離の自転車を控えているので遠出ができませんが、毎日出歩いて動くようにしています。性別は次回の検査ぐらいにわかるかもしれません。

それにしても雨が降らないので困ってしまいます。天気予報に合わせて、植え替えや種まきなどをやっているのですが
なかなか植付けに適したおしめりに恵まれません。

農家も困ってしまうと思うので、ほどほどに降ってくれるとありがたいのですが。去年もこの時期あまり降らなかったように
思うのでこれが例年の傾向になってしまわないことを祈るばかりです。

ひんやりとした風の中に、ライラックの木立から香りたつ匂いがすがすがしいこの季節は、
毎年ここに住んでよかった、と心から思わせてくれます。Sana

暑さに妊婦は参りました

平成13年5月16日(水)

札幌で真夏のような日和が続いて、風邪気味、出歩いていたこともあり
すっかりバテ気味の数日間でしたが、またもやよく眠って回復。

今日はひんやりした空気の戻ってきた中、また庭に精を出していました。
仕事の合間とはいえ、本当に飽きずにあちこちいじっています。

次々に室内で種から育成した苗を戸外に植え替えて、せっせと茂らせています。見栄えのよい出来合いの苗を買ってくるのも悪くないですが、これが一番安価で、面白いガーデニングですし、雪の残っている時期にワクワクしながら
購入してしまった種袋を次々開けて片付けていくのも何とも言いがたい楽しみです。

去年のこぼれ種から出てくる新芽もあなどれません。
去年(配置を考えた上で)植えた場所の近くに同じものが期せずして芽吹いてくるのは、
おお、今年も出てくれたか!と嬉しいじゃありませんか。

山の会、遊山くらぶの春の山菜摘みも楽しく過ごしました。
ただ、天気が良過ぎて暑かったので、思った以上に疲れました。
こういうときは自分だけじゃない体を感じてしまいます。
今年の活動は最小限になってしまうけれど、卓上での作業ははかどる
はずなので、少し違う形で貢献しようかな、と思う次第です。

いつかは山の会のHPも作ろうかと考えているのですが、その構想を練るのもよし、
山野草の知識を皆が深めるための読み物を作るもよし、
年末のバザーに出品する品物や印刷物を作るもよし、と思っています。

身体的に制限が加われば何かとシンプルになりがちな生活ではありますが、
私なりに今しか出来ない事をと考えることができるようなポジティブな気持ちで毎日を過ごしたいものです。

先日の暑さで頭の中がだるくなり、体は疲れて集中力に欠ける数日を過ごした自己を顧みるにつけ、
恐るべきは夏の到来です。どうぞ来年は暑くてもいいから、今年は普通の北海道の夏でありますように。
Sana

畑作妊婦は鼻垂れ妊婦に!

平成13年5月7日(月)

ゴールデンウィークが済んで、仕事のある毎日がまた始まりました。
すっかりよい天気続きだった札幌で、家の庭畑に精を出していたら、
ダンナが東京からもってきた風邪にとうとう感染ってしまいました。

それでも症状が出てきたのがGW後半だったので、よかったー。
ほぼ予定どおり、庭や畑の作業が進んで大満足でした。
(庭の映像を含めフォトギャラリーのコーナーを一新しましたので、よろしかったらご覧下さい。)

札幌に移住してからというもの、GW連休はずっと地元で土いじりをしています。それが一番心がなごんで、心が躍ります。

今年は山野で熊に襲われる人がずいぶん出ている北海道ですが、アウトドア条例とかいうのを道で制定しようとしているとか。自然派志向を道の特色とし、道外からの人にも楽しんでもらうが、一定のルールもつくりましょう、ということらしいです。

確かに、山菜を採りまくって、人がさんざん踏み入れてもまだまだ復元できる懐の大きさを持つ北の大地ではありますが、
やっぱりいつかは、来るべき日が来てしまい、私のよく知る長野の山のように、かつて見られた高山植物の群生や熊笹の小道が集団ハイクの人々の足跡に踏み荒らされて消え行ったことの二の舞になることもあるのでしょう。

消えていった植物群を本州でたくさん目にしている私は、札幌へ来た最初の頃、山菜を取りまくることができずにいたのですが、今後も山菜は自分のところで食べる分だけ、採り過ぎないようにしたいものだと思います。

今度の日曜日は山の会の春の山菜狩りの日です。
甘い春の匂いのする山菜汁をすすって、おにぎり食べて。お天気になるといいなあ。
Sana

かっとび妊婦やってます

平成13年4月19日(木) 

先月、その前の月の心持ちはどこへ行ったやら、すっかり心身ともに安定してきて、俄然パワーが沸いてきました。

1泊2日の通訳出張の自主的な受諾に始まり、妊娠15週目でスポーツジムにまた通い始めました。それでも自粛して動きすぎないように制動するのが難しいぐらいに、動ける身体になり、健康に過ごしています。自転車も近距離に限って乗り、毎日1時間近く歩くように、睡眠は十分とるようにしています。昼寝をしなくても大丈夫のようになってきました。庭の草花も一気に芽吹いて、毎日土いじりもしながらの在宅ワーク&パート生活です。

味覚はかなり戻り、それでも時折、ある特定のものが突然食べたくなるという奇妙な嗜好だけがまだまだあるものの、いわゆるつわりの期間は過ぎ去ったというべきでしょう。あの胸焼けのようなものが、つわりだったとすれば、私は非常に軽かったのだなあと思います。へその下が膨れてきた感じですがまだジーンズは履けています。

日曜日に札幌を出て月曜日に茨城で仕事、そしてすぐ戻ってきます。心配してくださる方も多いのですが、むしろ出かけて仕事をすることを目標に生活と体調を整えることで毎日メリハリが出たようです。

もう「こぶなし」で出かけられる最後だから、とゴールデンウィークはどこか行きたいか?とダンナに尋ねられましたが、やっぱり札幌が一番いい、と思ってしまいます。庭のことを仕事のことを気にせずやれる、春先の一番大事な休日なので、家を空けるよりも土をさわっていたいと思っています。せめて、どこかに食事にでも出かけようかな、と思ったりしています。

食事といえば、子供を産むまでに太りすぎないように(これまで必要でも真剣にやったこともないくせに)ダイエットを心がけています。栄養素は過不足なく、カロリーは余分はとらない、ということを考えながら食べています。夕食はフルに摂らない、甘いものは食べない、インスタントも避ける、などなどがんばっています。無理してる感じはぜんぜんなくて、むしろ手間なしで楽チンです。

飼い猫のれなも元気いっぱいで庭で遊んでいます。
いい季節がやってきます。冬に産みたかったと前に書いたように思いますが、超音波診断の映像ではまだ宇宙人のような姿をしている赤ん坊を春に連れ歩けることになると思えばそれもまたよかったかな、と思うようになりました。
Sana

種蒔き日曜日   

平成13年4月1日(日)

庭の球根ものの芽が緑を帯びて伸長してきました。
まだまだ毎日小雪が舞う気候の札幌ですが、徐々に春は近づいてきています。

発芽温度に及ぶ気候がまだまだ先の北国のガーデニング。
今日は室内で育苗するために、種まきをしました。
HP散歩でお世話になっているまいまいさんから頂いた種も含め、
ハーブを中心に小さなプランターに次々蒔きました。

ニゲラ、バジル、チャイブ、ローズマリー、フレンチタイム、葉ゲイトウ、
スイートピー…冬場の室内で伸びきったラベンダーセージの植え替え、と今日はここまで。
本当は畑用のマリーゴールドも蒔いておきたかったのですが、時間切れでした。
他にもたくさんの種が蒔かれるのを待っています。

飼い猫のれなは午前中は毎日外に出て庭から外の様子を眺めないと、気が済まないようで
玄関先でにゃあにゃあうるさく鳴きます。
けれどまだまだ気温が低く、2‐3度しかないため、数時間外にいたら、
低温に疲れるのか午後はストーブの前で熟睡しています。

まだまだ、本格的春は遠いのですが、世田谷から持ってきたソメイヨシノの
苗の一枝から真新しい緑の葉が吹き出してきました。室内で庇護下に置いていますが、
極寒の地でいつかは庭に地植えにしたいと思っています。
札幌の桜はゴールデンウィーク頃までおあずけです。
Sana

雪が溶けて  

平成13年3月25日(日)

チューリップ、クロッカスの芽が見えてきました。庭の手入れでいよいよ忙しくなるなーと思いつつ雪をよいしょ、とどかしてみると、雪からラベンダーの香りが立ち上ったり、タイムの爽やかな匂いがしたり、冬が大好きな私でも、草花の手入れができる季節が来る、となると心の中はウキウキです。
桜はまだ1ヶ月も先ですが、北国の春は少しずつやってくるがゆえに嬉しさもひとしおです。

種まきの準備もしています。札幌は外気温が発芽温度に達するのが遅いので室内で種まきしなくては、種からだとなかなか夏場に花を咲かせられないのです。手間はかかりますが種から育てると面白いので、やっぱりやめられません。

畑も今年はどこに何を植えるか、過去の経験から、土質を考慮した循環から、検討しなくてはなりません。トマトときゅうりとすじなしいんげんだけは絶対植えますが、葉ものを今年はもうちょっと工夫しようと思います。
去年は蝶が大発生した年でもあり、随分青虫にやられました。

畑の土起こしを早くやりたいのですが、畑のところは雪解けが遅いのでうずうずしています。

身体的違和感はかなりなくなり、多少の味覚の変化はそのままですが、珈琲も飲めるようになりました。チョコレートやラーメンは食べたくない、というのは変わりません。胎児ネーム「しぶちゃん」と呼んでいます。

一日1‐2時間は歩くようにして、太らないように気をつけています。
元気でほとんど支障なく暮らしていますが、すごく眠くなるので睡眠時間はたっぷりとり、疲れたら横になるようにしています。仕事をする時間は没頭集中して片付けて、と在宅ワークならではの特権ですね。
自転車に乗れる気候になってきたのですが、身体の様子を見つつ、と思っています。

関東地区はすっかり春の様子、花粉の嵐とも聞きます。
こちらは解けゆく雪が塵埃を吸い取っている間は当分過ごしやすいようです。
Sana

カウンターが500を超えました  

平成13年3月12日(月)

手広く宣伝したわけではないのに、3ヶ月で500になりました。自分でHitした数も記録しているので、実際に人さまに見ていただいている分はのべ435ぐらいの数になりますが、ご覧になって頂いてありがとうございます。

せっかくですので、500番をゲットされた方に記念品をお送りしようと思います。目録は密かな人気の飼い猫れなの写真がプリントされた特製ハガキセットです。よろしければ、メールにて送付先ご住所氏名等お教え下さいませ。

今週中に該当者が現れなかったら常連で既にご連絡いただいている499番、501番をゲットされたお二方(Bananaさんとナツノさん!)にプレゼントします。

どうもありがとうございました。1000番のときもやりますので、どうぞよろしく!Sana

頑強な妊婦をめざして  

平成13年3月9日(金)

やっと仕事関連への通告が済んで、ホッとしたこともあるのか、9週目で体も慣れてきたのか、だいぶ身体の違和感が無くなり、倦怠感もコントロールできるようになってきました。

有難いことに、「お産をする契約社員」もお祝いの一言も言ってもらえる評価を頂けているようです。また、産前産後の出張や仕事のスケジュールについても考慮検討して頂けるようで、それはこれからも仕事をしていこうと考えている「女性としての自分」にとっては本当に幸運なことだと思いました。

当然の権利とは言われますが、産休や育休をとることは忙しい職場であればあるほど、マイナス以外の何ものではなく、そのダメージをいかに小さく、かつ短期間に済ますことができるのか、自分から進んで対応策を提示できるようでなければ、一人前の仕事をしている者として失格だと思っていますので、私も相当に考え、悩んだ上、会社その他に自分なりの意欲やプランを伝えて、こういった結果を得られるに至りました。

ホッと安心したところで、各種産婦人科関連書籍を数冊読んでの勉強を始めました。初めての事象であっても頭で理解しておけば対応はかなり楽です。医学はまるきり素人ではないので、知識も気易く入ってきています。

もうすでにいろんなことを可能性として考えています。羊水検査、初夏の出張、海外分娩、産後のダイエット、出産費用の目途、保育所の目星つけ、などなど幅広く検討しています。

体調はというと、普通とは違うストレスが体にかかっているはずとはいえ、やはり、かつて過密な仕事をしていたときに課していたストレスを乗り越えてきていることが、自分を強くしているように思われます。暖かい香りたつ珈琲はまだ飲みたい気持ちが起こりませんが、無糖アイスコーヒーがおいしく思えるようになりました。いわゆるつわりもこのままでいけば、クリアできそうです。

自転車もビール一杯も飛行機もタブーではないことがわかり、かえって体重増加が怖いというのですから、億劫がらずに
今までやってきたことと同じようにどこまでやれるのか、試してみようという意欲も湧いてきました。

今週も夜なべ一回を含めて一生懸命仕事をしました。雪もまあまあ降ったので、雪はねもしています。土曜の明日も外の仕事で出かけますが、かえってじっとしているよりも気分はいいようです。眠くなったらさっさと小一時間眠ったりしています。
これが馴化というものであるのだなあと生物学的適応能に感心したりしています。

何より、仕事方面にとっても自分にとっても最も良いことは、健全な妊婦生活を送り、丈夫な子供を正常分娩で産み、迅速に仕事に復帰することだと思っています。そのための努力を「めったにない体験」として楽しみながらやっていきたいものだ、と心から思っています。Sana

カフェインなしの危ない生活

平成13年3月4日(日)

体調の変化を観察する毎日が続いていますが、生活に一番影響があるのは今のところトイレの回数と味覚の変化、睡眠の量の3つ、あと一つをあえて足すなら臭覚です。

身体の一部が乗っ取られた感じはだんだん無くなり、違和感が減ってきたように思いますが、上記の症状は慢性的になってきました。先週ぐらいはまだ、正常の頃の状態との循環があるように感じられていたのですが。

味覚の変化は臭覚が鋭敏になったことにも左右されている節があります。それに口から胃までの不快感を伴う感じ。その不快感は通訳の仕事をしていた時のものと少し似ています。胃酸過多のようなその状態に経験があるため、食欲とは無関係に必要に応じて食事を摂ることは出来ています。

しかし、くどい、または強い匂いは「全て」とても気になるようです。大好きな珈琲の香りでさえもが…と驚きです。毎日欠かすことのできない好物なのに、もう半月近く豆を挽いていないのです!

おかげでカフェインの抜けた頭脳は一日中ぼんやりしており、集中力も今ひとつ続かず、街に出るときは、いくつも用足しを掛け持ちするのですが、いつも素早く出来たことがポロポロと抜けていたりします。本当に注意しなければ。仕事で夜なべを1晩しただけで、疲れがのこり、信じられないことをやらかしたりもしてしまった週でした。

カフェインの力を借りずに、気力で集中力を取り戻して、さっさと仕事を終わらせて、じっくり休養を取るという戦略に切り替えていかなければ、と気を引き締める、日曜日でありました。今週は昼寝、夕寝を取り入れて仕事を短時間集中型でやってみることにします。

お祝いのメッセージを下さった方々、どうもありがとう!お腹の子も必死で生きていると思いますが、私もなんとか全てを成立させようと模索している真っ最中です。Sana

お知らせ!です  

平成13年2月24日(土)

エッセイのNo.5に書いたとおりの結論が出ました。幅広くいろんなことをやってみてますが、これまた、新しいことを「やってみる」ことになりました。

うちの状況ではきっと一生に一回の体験・経験になると思いますので、存分にその時間を充実させたいものです。

さーて。これから各方面への連絡やら交渉やら調整やら相談やらいろいろ忙しくなります。
仕事は不可抗力が生じない限り絶対続けるつもりです。片や、自分の時間・生活も絶対に守ります。そのなかに、新しい要因が加わるということになります。

経験者の方にはきっとお世話になると思います。今後ともどうぞよろしくお願いします…。Sana

 
うも体調が妙なんですよね。

平成13年2月15日(木)
東京でかなり忙しく仕事をしていた頃、月に2‐3回2‐3泊の国内出張で
朝から晩まで通訳をしていた時期に、自分の体調がコントロール不能になるのを感じて以来、何かがおかしくなると自分の体調を観察・検証する癖があります。

多分当時のそれは多忙とストレスによる慢性疲労症候群のようなものだったと
思うのですが、微熱が数ヶ月下がらず、右下腹部が腫れたような感じがあり週末は起きられずいくら眠っても寝足りないけど仕事になるときちんと起きれる、というような状況でした。胃腸科に通って胃炎や胃潰瘍の薬も飲んでたし、婦人病か?と婦人科にも行き、慢性虫垂炎を疑って大腸X線も撮ったりしましたが、異常なく結局長い時間待たされた大病院で処方された薬は整腸剤とビタミン剤でした。

一方で全く自覚症状のない病気として突然(耳のおできで耳鼻科に行ったら先生に言われて)発覚した首の甲状腺腫は幸い良性だったものの、今のうちに切除したほうが良いということでピンポン玉より一回り大きいぐらいの腫瘍を摘出する手術を去年受けたばかりです。

病気と無縁で骨折したこともなければ入院などしたことのなかった健康優良児の私もさすがに30年以上生きてくると「新車」のようにはいかないようです。

自分なりの仮説を立てつつ明日、医者に行ってきますがどうなることやら。
人間の体はミステリー。Sana

 
ゲレンデ・ダイヤモンドダスト・‐15℃

平成13年2月10日(土)
巷では雪祭りについてにぎやかに報道されたりしていますが、我が家は既に開催前に大通りの見物を終了してしまいました。
で、今週のイベントとして、私はきのうスキーに行ってきました。

昨年は入院加療などのため一度も滑りませんでしたが、3年連続して無料ペアリフト券を懸賞で当てており、98年には単独でテイネオリンピアにバスに乗り継いで、去年は知人に譲渡、今年は中山峠まで車を出してくれる友人がいていっしょに行ってきました。

前日に少々新雪、幸い天候はよく、気温は低かったのですが、風よわく、陽が出ていたので1時間半おきに休憩をとる程度で滑れました。

積雪320cm、樹々に着雪した様子が、蔵王の樹氷のようであり、蒼い空に雲の切れ間が雪面に影を流し、ときおり舞い降りるきらめくダイヤモンドダストが幻想的でした。マイナーなゲレンデなのでコースは少ないものの、午後には自衛隊の冬季訓練3組とほか数名ぐらいしかいない、ほとんど貸切状態のような平日スキーをしてきました。

夕方最後の滑走では樹木の黒いシルエットのバックに夢のようなピンクオレンジとブルーの空を見下ろしながら、うっすらと羊蹄山の稜線を見ることもできました。それはそれは美しい眺めでデジタルカメラを持っていかなかったことが悔やまれました。

ゆっくり走って1時間以内でこんな雄大な景色が見られるなんて!日帰りスキーで満喫してまいりました。寒くてもやっぱり雪景色は優美です。Sana

Fubuki Night 雪に閉ざされて

平成13年2月1日(木)
年明けてのHP開設、下旬の出張前のドタバタ。それが終わってホッとしてしまって足が止まっている感じがしています。
今日から2月。

多分頭の中が小休止しているのでしょうが、「To Do(しなくちゃならないこと)」が常に前にぶら下がっている生活をすることに慣れすぎているせいか、今週に入ってから平和すぎる感があります。
目の前にチャレンジがないと奮い立たないというのもあります。静かな吹雪の夜です。

思えば丁度去年の今日に生まれて初めての入院手術のあと退院したのでした。
上げ膳据え膳、読書三昧、夢のような入院生活で、お見舞いに来てくれたパートの同僚に口をそろえて「誰より一番元気そう」と言われましたっけ。手術前後に体力が落ちるのが嫌で毎日院内で腹筋、膝アップ、階段上り下りなどなど体操もまめにしていました。首の手術だったので声への影響など心配されたのですが、大丈夫で一年経った今も首飾りのような手術痕も疼くことは少なくなりました。

自分ではもう札幌で3回目の冬越えと思ってましたが、去年は入院が2週間あったので、それなりに変化があって中だるみしなかったのかも?!フルに冬越えするのは正しくは今年で2回目なんですね。

頭をクールダウンするのによい季節です。
寒暖の変化に満ちた気候が思考の襞を増やしてくれると私は思っています。
冷たさや厳しさが内なるものをアツくさせてくれる、と思っています。Sana

帰ったとたん、ミシンを買っちゃいました!

平成13年1月31日(水)
東京では暑い、暑いとわめきながら、コートを着用せず、毛のスーツのみで歩き回っておりました。ラップトップPCと資料のたっぷり入ったカバンを持ち歩かねばならなかったり、新宿高層ビル街ってやつは、行き先が見えていても結構距離があるのでよく歩きました。北海道もそうですが、地方になればなるほど(車があればですが)歩く距離は少なくなりますよね。いつも東京への出張が最もヒールのかかとの減りが気になります。

都営大江戸線には帰りに乗りました。今までは六本木に行くといえば新宿からだとJR恵比寿で営団地下鉄日比谷線に乗り換え、学生時代は中目黒で乗り換えてたなーと思いつつなんと便利な新宿から10分以内。なるほど「どこでもドア」的な感じがしました。大門で京急に乗れて羽田まで直行できるのも便利です。

ところで札幌に戻った翌々日の土曜日半日パートの後に、久々の雪道がうれしくって街中をがしがし10km近く歩き回ってしまいました!例によってショッピング街のはしごです。最後にミシンをドーンと購入してかついで帰ってきました。結婚して7年、事情があって実家に自分のミシンをとりに帰れなかったのでずっと手縫いでがんばってきましたが、ようやく念願の!

これで何をやるかと思えばリサイクル手芸なのが貧乏くさいのですが、とても満足。雑巾ひとつでもちょいちょいっとできるのがとっても嬉しい!これからはすそ上げだってカーテンだって、竹の子採りの肩掛けなんかも古布で作れる!(カーテン手縫いは大変でしたxxxあと手縫いがしんどいものは全部仲良しの義母=洋裁士にお願いしていました。)

でも今日昼頃にTVショッピングでやってたミシン「今なら小型ミシンと手動ミシンがついて¥19,800!」てやつがうちのミシンに似てたように見えて、うーん。今度やっててもあまり詳しく見ないようにしよう。どうせ一台あればいいんだし。うんうん。Sana

Sanaという名前   

平成13年1月28日(日)
つもお邪魔しているお友達のHPでは本名のファーストネームで書き込みをさせていただいていました。この頃Active Life Pressをご覧になって頂いて、新たにお友達になれた方々もおり、ハンドルネームを統一してSanaを名乗らせて頂こうと決めました。

飼い猫と名前を合わせたの?という質問が数件。
れなは、私がつけた名前ではありません。(今日アップした「れなの生いたち」参照。)…ので偶然の一致。
でも、似ているのはちょっといいですよね。

Sanaはずっと前から架空の名前として想定していた愛称です。一文字は本名と同じ音を、もう一つは女性であることを示す音、大好きな植物のイメージ「菜」の意味合いも入れ、さらに「正気な、健康によい、病気を治す」の接頭語Sanaとしての意味もこめています(サナトリウムとかっていう単語もありますね)。

ハンドルネームをお子さんの名前にしている方もいらっしゃいますが、もしも娘が出来たらつけるかもしれない名前、とも言えるかな。

この頃の外人は漢字に意味があることがわかっている人も多く、本名の漢字の意味を外国人に問われると私は「Help people in the picture」と説明しています。自分では本名の前半の音が気に入っており、その意味のうち「people」は自分を含めたことだな、と。名は体を表すといいますが、視野を広く、自分を客観視できる人間になれたら、と思っています。その上で、社会的に存在意義を持てれば…。

というわけで、本日よりひとさまの掲示板にお邪魔するときは、Sanaを名乗りまーす。どうぞ、よろしく。Sana

東京に出張です!

平成13年1月21日(日)
月曜から木曜まで半年以上ぶりに東京に出張です。半年というスパンは丁度いいと自分では思っています。まあまあ変化があるだろうなあという感じでしょうか。といってもニュースやバラエティ番組で結構報道されているから、色々新しくなっているスポットなんかも「デジャブ」ならぬ見たことあるー、なのでしょうが。東京に住んでいた頃も車を持っていなかった我が家はあらゆる公共交通手段を利用してけっこう都内探索していたので、久々に行っても困ることはありません。でも都営大江戸線ができたんですよね。ふーむ。また、帰ったら感想など記録するかもしれません。

HPの更新が少し滞りますが、この出張が終われば仕事的にも一段落ですので、ますます充実したページづくりを進めたいと思います。Sana

Year-end映画について〜ダンス イン ザ ダーク  

平成13年1月14日(日)
年末に見た映画3本は、どれも女性が主役。「チャーリーズ…」と「コヨーテ…」はスカッとするアメリカ映画で期待を裏切らぬ娯楽度80点以上の作品でした。
そして、「ダンス イン ザ ダーク」。(自分がそうなることはわかっていたけれど)揺さぶられるというか、狼狽してしまう感じでした。でも考えると「因果応報」な結末になってるし、あえてローテクな映像も新しく、あまりに現実的なところから急にミュージカルになっていく夢想的な展開も主演のビョークあってこそ、この映画を肯定せざるを得ない素晴らしさがありました。
年末の忙しい時期に、いつも平日昼間はガラガラの外資系大規模映画館、結構人が入っていました。
最後、■■場面で思わず席を立ってしまった女の人、いました。(まだ見ていない方のために伏字にしました)
先の年末を機に、SOHO身分をいいことに、割引デーをねらって真昼間に映画を毎週見るという荒技をやってしまい、味をしめてしまった…。見たいのがあったらまたやってしまいそうだー。Sana

おまけ:単館上映だった「17歳のカルテ」もそういやヒロイン映画でした。これはアンジェリーナ・ジョリーが助演女優賞でオスカーをとったのがこの作品と知らず、見惚れてしまっていました。友人のMさんと招待券でごいっしょさせて頂きました。Mさんありがとう。

シューマンのピアノ曲づいています  

平成13年1月11日(木)
図書館から借りてきたホロビッツの「クライスレリアーナ」を聴いていて、高揚感がやっぱりただならぬよなーと思っていたたら、シューマンは精神病理の格好の研究対象だったということが、同時に借りてきた無関係の対談本にポロッと書いてあり、(私にとっては)偶然ではない事項の一致が、なんともウレシくてこんどはアシュケナージにしてみました。人格と楽曲と表現者の三つ巴は、えもいわれぬ興味深さです。私が好んで弾いたのは「飛翔」でーっと。わっモロ昇華だな、と我に還りました。Sana

もう仕事三昧の日々が戻ってくる〜   

平成13年1月8日(祝日)
HPが立ち上げられたしそれらなりに充実したお正月休みでしたがとうとう明日からフル稼働です。
それでもHP製作のかたわら、2日の初売りでダヤン(れなに似てるんですよねー)の福袋を1番でゲットしたし、4、5日にもバーゲン一通り見てきたし。札幌って物価が安くてバーゲンもたいてい50%オフ以上がお約束で、品数も豊富なのでウレシイの一言です。やっぱり人口密度の差ですよね。東京ではもうバーゲンに行けないワ。
景気が悪いせいか安売りも輪をかけてすごいですね。街の規模も2日ぐらいかければ駅前、大通り、ススキノ、狸小路とほとんどの売り場を見尽くすことができてよいです。(私の膨大な数の趣味の1つ、徘徊Shopping。大衆マーケティングの楽しい勉強法の一つ!?)
東京だと、新宿、渋谷、青山・表参道、銀座、池袋、臨海都市部などなど1シーズン毎に主要消費エリアを全てカバーするのは不可能ですので…。この頃は横浜方面もずいぶん新装新築が進んだようですし。
さあて、今日は新年徘徊Shopping最後を宮の沢駅ターミナルに行こうかな〜。
どのくらいの頻度で更新できるかわかりませんがどうぞよろしく!Sana

ありゃりゃの一進一退  

平成13年1月5日(金)
完全に曜日の感覚がなくなってますが、この週末までにはなんとか(Up)しないとまともな時間に布団に入る日が今年に入って一日もない!ということに…。うまくアップしたと思ったら、トラブってたり、と初めてゆえの細かい間違いがあって。でも、きっとを祈りつつ、立ち上げてもいないのにこのページを更新しているワタクシでした。Sana

はじめの一歩

平成13年1月3日(水)
HP作りは素材集めぐりに費やした時間が5割以上だったような気がします。リンクが張ってあるのでつぎうぎネットサーフィンをするだけでたくさんのお買い物をしている楽しい気分になれます。それでも、いろいろなアプローチで素材を開示している方がいらっしゃり、ある意味勉強になりました。私が利用している素材は、ほとんどがリンク、連絡も必須でない寛大な素材屋さんの作品です。いろいろな制約や条件のある材料はえあえて使わないようにしました。
また、MSIのBusinessページにはトップ以外、頂いた素材は使っていません。
ペンタブレットとお絵かきソフトをゲットしたわたくしとしては、自分も大らかな素材屋さんの一人になるのが、いくつかの目標のうちのひとつです。Sana